今年の『どぶ』 2009年07月02日(木)
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毎年恒例、久保本家『生もとのどぶ』ききくらべ
今年は出遅れました・・・

今年も百花繚乱の『どぶ』です。
加藤杜氏、あえて仕込み配合などを変えずに、酒母の操作で味わいの変化をねらったそうです。
「ねらいを外さない」という印象の加藤杜氏のお酒
今年も美味しいです。
今年は比較的早くから楽しめそうですね。


15号 +9.5
うりとかメロンとかの少し艶めかしい香り。
口当たりはちょっとピリ辛だけれど後に広がる甘みがあって、根菜系の旨みも感じさせる。
甘さが心地よいので今から飲んでも美味しいです。

19号 +13
青々とした野菜系の香り。
少し口当たりに柑橘系を感じて、おりはあってもほんのりとした苦みと酸が後味に緊張感をもたせるので飲み飽きしないです。

21号 +17
甲州ワインのような印象。
シュールリーのイースト感みたいな感じとフレッシュさとのバランスがいい。
ねっとりとしたおりの旨みがあって、『どぶ』らしい『どぶ』
安心して飲めます。

22号 +6
厚みと甘さを感じさせる飲み口。
お酒自体に力を感じさせる味わい。
弾力があって切れがよくて、弾むような美味さがあります。

20号 -9 
これだけ火入れの原酒です。
今年はいくつかのお蔵の日本酒度が-(マイナス)の試飲酒をいただきました。
甘いけれど透明感を感じるのがやっぱり『どぶ』でした。
これは夏場に冷やして飲むのが美味しいかもしれませんね。
にごり酒の日本酒カクテルにも良さそうです。


今から飲むなら、15号と22号かな・・・?
冷やして美味しい20号もいいかもしれないです。
今なら4合瓶が楽しめます。

京子

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『玉川生もと純米』 2009年06月23日(火)
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兵庫県の豊岡市にコウノトリの郷というのがあって・・・
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/
コウノトリの野生復帰を応援する会があります。

「コウノトリが野生で生きていくためには、えさとなるドジョウやカエル等が生息できる田んぼや河川、巣となる高い木が茂る山林といった自然環境が必要です。」
コウノトリの郷のHPより

農薬を使った田んぼではコウノトリが自然に生息できない。
その一帯の田んぼを自然に近い状態に戻そうという試み、そしてそれを応援する会が「コウノトリ基金」です。

この『玉川生もと純米コウノトリラベル』
も「コウノトリ基金」を応援するお酒です。


東京で(といっても練馬だけれど)生活していると、遠い世界だけれどこういうことの大切さ、忘れてはいけないようにも思います。



さてさて、お酒の話に戻って・・・
20BYのこの生もと。
当然飲みごろになるにはもうちょっと時間がかかるのだけれど・・・
やっぱり待てずにとりあえずあけてみる。(笑)


柔らかみのある酸のまわりに、ヒタッとくっつく生もとの輪郭。
飲みこんだ瞬間にフェードアウトしていくような後味の消え方。
あー、とても生もとらしいなと思いました。
究極の食中酒かも。


『玉川山廃純米無濾過生』が好きだった方はまだまだ味が出ていないのでこの『玉川生もと純米』 少し戸惑うかもしれないけれど・・・
私はとても生もとらしい生もとだなと感じました。

自宅で秋まで熟成させてみるのも面白そうです。


お米の旨みはこれからですが、きれいに仕上がっているので今は常温で食べながら飲むのがおススメです。
あとは燗冷ましを密封容器に入れておいて翌日飲むとか。(笑)

『玉川 生もと純米コウノトリラベル』

やっぱり生もとは面白いです。

京子

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日本酒フェア2009 2009年06月19日(金)
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今年も行ってきました。
「平成20酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会」

午前の部の最後に行ってきたからなのか・・・
会場がすいていて、きき酒しやすかった。(笑)

見たことのある銘柄からきき酒をはじめて・・・
(出品していたのを知らなかったというお蔵もあって、笑)
顔見知りの酒造関係の方もちらほらお見かけし・・・
楽しい時間でした。

後で聞いたら隣接会場でやっていた「日本酒フェア」は盛況だったようです。
金賞受賞のお酒より日常的なお酒の方が、一般の方には人気があるということでしょうか?



今年の金賞受賞酒の傾向

事前に何人かの方からお聞きしていたけれど・・・
とにかく「甘い」お酒が多かったです。
香りは昨年より穏やかになったように感じました。
北の方のお酒は「甘酸っぱい」
西の方のお酒は「甘くて粉っぽい」
北の方のお酒の方が、実際の鑑評会のとき(約一か月前)の輪郭を保っていたように思います。

使用酵母の特徴なのか、使ったお米の産地による違いなのか・・・
(去年は西のお米の方が溶けやすかったみたいです)
いずれにしてもこの「甘い」お酒、販売するにはいろんな意味で大変そうというのが酒販店の私の正直な感想。


以前、とある蔵元さんが
「造り手は外からの評価を直接聞く機会が少ないですからね。鑑評会で賞をとることがやりがいにつながるのですよ。」
とおっしゃっていたことがありました。

決して販売向きのお酒ではないかもしれないけれど・・・
造り手さんのモチベーションを上げるという意味合いもあるのだなあと知りました。



「鑑評会で賞をとるお酒」
イコール
「消費者の方が飲みたいお酒」

そうなるといいですね。

京子

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