2週間ほど前の話
醸造協会の主催するきき酒セミナーに参加してきました。
私 :きき酒セミナーを受けてもいい?
主人:いつも自宅で実地訓練しているのになんで?
私 :あれは、主観的感想が入りすぎたきき酒だから。
主人:きき酒マイスターの称号を取って、どうするの?
私 :販売に生かすの。
主人:あ、わかった。
マイスターの称号を持って…
君の勧める個性的なお酒の正当性を主張したいん
でしょ。
私 :あたり!
主人:なんだか性格悪いかも。
という主人とのやり取りがありましたが・・・
私の性格の悪さの評価は主人に任せておいて・・・
客観的に自分のきき酒評価能力を知りたかったのです。
日本酒度、アルコール度数、酸味の種類、酸味の濃淡、甘味の濃淡、香り
それから味や香りのタイプ別マッチングテスト
香りは結構自信があったのに、わかりにくかったのは
「熟成香」でした。
普段から好んで呑んでいるお酒に多いからかも。(笑)
生活習慣に起因するところもあって、例えば甘味の検出などは普段から甘い洋菓子などをいつも食べていると鈍くなるらしい。
これは思い当たるふし、ありました。
ワインやチーズを好んで食べ続けると「ジアセチル(いわゆる生ヒネ)」が、わかりにくくなるそうです。
酸はリンゴ酸、乳酸、コハク酸の検出でしたが、これは全問正確!
酸には実は敏感でした。
自分の弱点もわかってとても勉強になりました。
そういえば…
「熟成香」って一昔前は「老ね香」という言葉を使っていたけれど?
講師の先生は
「お酒は嗜好品ですからね。
好き嫌いはあると思いますが、熟成香もお燗すると目立たなくなります。
毎回再現性のある言葉で表現をするためのきき酒ですから、ここでは主観的な感覚はのぞいてください。」
とおっしゃっていました。
「老ね香」は昔は悪者扱いされていましたが、今は「熟成香」で、それから「お酒は嗜好品」
講師の先生がこういう言葉を使って下さるようになったこと、なんだか嬉しかったです。
今後もお客様に最適なお酒を選べるよう精進していきたいと思います。
京子