『いづみ橋 純米活性にごり酒』 2009年12月10日(木)
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平成21年産のお米で造った新酒の入荷が始まります。


まず最初は
『いづみ橋 純米活性にごり酒』

開けたてはとにかく可愛げがないくらい辛くて、しっかり骨太のイメージが強いいづみ橋のお酒ですが・・・
この活性にごりはとても優しい味わいです。

サワークリームを思わせるちょぴり乳酸系の香りに、優しくほんのり甘みのある香り、柑橘類の皮の白い繊維の部分みたいな香りがちょっと。
すごく自然な香りです。
和三盆を使ったお干菓子や羽二重餅を思い出しました。

甘さを残した味わいですが、微炭酸がキュッと味わいを引き締めてくれます。
発酵が進みすぎないうちに瓶詰めしていますので、これからまたピチピチシュワシュワした感じをもっと楽しめると思います。
毎日ちょっとずつ変化を楽しむのもいいかもしれませんね。


新酒は、こういう自然なお米由来の香りや味のものが好きです。
だってお酒ってお米からできているんだから・・・なんてよく思います。


年に一度の優しいいづみ橋
『いづみ橋 純米活性にごり酒』
いかがでしょう?

京子

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『扶桑鶴 佐香錦純米吟醸』17BY 2009年12月07日(月)
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最近、私のまわりに熟成酒が好きなお客様が少し増えた気がします。
もちろん、「老香が嫌い」とか「お酒も若いに限る!」とおっしゃるお客様も多い(笑)です。
お酒は嗜好品なので、なるべくご希望のお酒を選べたらいいなあと思っております。


熟成香がお嫌いという方がお酒を冷やして飲んだら、味わいの柔らかさはわからないまま香りだけが突出してお酒が好きでなくなったりするだろうし・・・
お燗にすると、温度によっては熟成の香りは気にならなくなったりもするのだけれどお酒にもよるだろうし・・・
好みもあるのでおススメの仕方は難しいなと思ったりします。


それでも・・・
「こないだもらったお酒は、アルコールの強い感じがなくて柔らかくて、凄く美味しかったよ。」
と、少し貯蔵して柔らかく熟成したお酒を飲んで、お酒の熟成に今までと違う意見を持って下さったりするとすごく嬉しいです。
その方のお酒の楽しみ方が少し広がったのかなあと思うと、次に来店して下さったときにお話を聞くのが楽しみになります。


さて、そのお客様とそんなきっかけになってくれたお酒

『扶桑鶴 佐香錦』です。

熟成酒の入門編にとてもいいなあと思いました。

島根県に佐香錦というお米があります。
今まで飲んだいろいろな佐香錦の感想は
「熟成して味の広がりはないけれど、美しい酸とシャープな輪郭がとても魅力的なお酒」
でした。

こういうお酒が熟成するとどうなるのかな?と思って試してみたら、これがいい感じになってちょっとびっくり。
「チャーミングな熟成」という感じなんです。


熟成酒の魅力は味が広がって複雑な味わいになることばかりに注目しがちですが・・・
ひたすら優しく柔らかくなるっていうのも、熟成の魅力なんだなあと改めて思いました。


この『扶桑鶴 佐香錦 純米吟醸』17BY
は、蔵に原酒で貯蔵していたお酒を加水していただいたものです。
佐香錦のきれいな酸はそのままに、優しく柔らかいホッとなごむ甘みが増しました。
加水したばかりなので、もうちょっと置いて味がなじんでから飲んでもいいかも。
「平成17酒造年度」と肩貼りがあるものが熟成編です。

『扶桑鶴 佐香錦 純米吟醸』17BY

とてもチャーミングな熟成酒です。

京子

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いづみ橋吟醸味噌 2009年12月02日(水)
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「料理の味は素材で決まる」
という言い訳のもとに、手抜き料理をする主婦の私にとって、出汁をきちんととることと美味しい調味料は欠かせません。

以前は
「料理が上手だね」
と言ってくれた主人も、最近は
「このお醤油で作る煮物は美味しいね。」
とか
「今日のお味噌はどこのお味噌?」
と私の料理が調味料だのみだということに気が付いてしまいました。
調味料でなくてたまには私をほめて欲しい・・・


さて、そんな我が家で使うお味噌の新入りがこちら。

『いづみ橋 吟醸味噌』


酒蔵さんなのに、お味噌を作りました。
でも考えてみれば、麹造りは得意中の得意だし、いづみ橋さんは農業の延長が醸造業だと考えるお蔵です。


蔵元通信の文章がいいなあと思ったので抜き出しますね。

○お味噌を醸造する理由は?

「この近年、一般の日本酒に対する認知や需要は小さくなり、居酒屋さんに行っても清酒を楽しむお客様の姿はとても寂しい状態になっています。そこに日本酒を飲みたい、と思わせる提案がたりなくなっているのかもしれません。でも逆に世の中の自然食品への関心は高く、食の安全性・トレサビリティも求められるようになってきています。

日本酒は酒だけで楽しむこともできますが、基本は食事と一緒に楽しむものです。そこで食品に関して弊社で出来ることはないのかとここ数年考えていましたが、酒と食品の関係をみその製造を通じて考えようと、この味噌造りを始めました。

その味噌造りは、いづみ橋の純米酒と同じように農家の顔が見える環境の中でできたものでやって行きたいと考えています。」


こういう考え方、いいと思いませんか?


この『いづみ橋の吟醸味噌』、お味噌自体に旨みがしっかりあって、とっても美味しいです。
お味噌だけでも主役になれるお味噌です。

地元神奈川県津久井の在来種の大豆を使ったそうです。
お豆腐屋さんが先を競って欲しがる、甘みの強い品種なんだそうです。
なるほど、それで旨みがしっかりあるお味噌なんですね。

おみそ汁も美味しいけれど・・・
具によってはお味噌と少し喧嘩してしまうので、具の個性が強くないものがよいみたいです。
豚汁やお鍋に煮込んでもしっかり味噌の風味が生かされます。
お味噌の旨みがそれだけしっかりしているということなのかも。
ほう葉で味噌を焼いたりして、そのまま肴にしても美味しいです。

酒蔵さんが造るお味噌は、肴にしてぴったりでした。

『いづみ橋 吟醸味噌』

今日入荷します。

京子

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