|
杜の蔵から、車で5分程で、『旭菊』『綾花』などを醸す蔵元、旭菊酒造さんに到着。
毎年、旭菊ならではの爽やかさ、それでいて芯のしっかりした涼しげな味わいには感心させられている。今年は?
原田社長、開口一番、「いやぁー、これ程酒造りをやってきて、今年くらい米がよく溶ける年は初めてですね」とおっしゃる。
福岡は、大型台風で昨秋の収穫時期にかなり酒米をやられている。暖冬も影響する。
検査室に通され、大きな二つのきき猪口の酒をきいた。
確かに旨みが乗り、かなり米が溶けた感じではあるが、爽快感を伴った山田錦の吟味があり、キレも良い。
火入れは早めだと思うが、決して悪くない。
原田社長いわく、「次のタンクはそのつもりでバシバシに締めたので全く問題ない」とのことだった。
今回、佐賀、福岡の酒蔵を回り、悪い条件の年でもベストを尽くし、決して泣き言を言わない、それがプロフェッショナルだ、と言わんばかりの蔵元の「意地」を感じた。
 ▲ めずらしい「斗瓶」洗いの風景、砂を入れて洗う |
店主
 |