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島根県出雲市の「板倉酒造さん」とのお付き合いが始まったのは、まだ『天穏』のラベルがまだ新しくなる前、とてもクラシックな感じのラベルだった頃です。
当時の経緯を私は詳しく知らないのですが、お酒を飲んでみて、その涼しげな味わいとラベルのイメージの違いにちょっと驚き、そして何となく興味を惹かれていました。
一昨年の蔵元交流会でたまたま、板倉社長と長崎杜氏とわずかな時間でしたが、席をご一緒させていただいて、お話をする機会がありました。
先日伺った際に、長崎杜氏に蔵元交流会でのことをお話したら、全然覚えていらっしゃらなくて(わずかな時間でしたので当然ですが……)、もうちょっと酒販店として存在感が出るようにがんばらなければと、思っています。
最近は、製造、営業、品質管理などいろいろな分野に(ラベルのデザインも)関わっていらっしゃる若手の岡田さんが、まだまだ力不足なうちのお店にものぞきに来てくださいます。
穏やかで優しい笑顔の長崎杜氏ですが、当然ですが造りに関してはとても厳しいそうです。その長崎杜氏をいつも「おやっさん、おやっさん」と立てて、従っていく岡田さんとの師弟関係は、技術の継承が何より大切である職人さんとしてのあるべき姿を見ているようで、とても気持ちの良いものです。
 ▲ (左)岡田さんと(右)長崎杜氏 |
長崎杜氏は、『鷹勇』の坂本杜氏のもとでお酒造りをされていたこともあるそうで、やはり両方のお酒に共通する、「涼しげでありながら芯のしっかりした」というイメージのお酒を造っていらっしゃいます。
『天穏』は全般的にコストパフォーマンスに優れていて、この資質でどうしてこの価格なのかな?とびっくりさせられることが多い蔵です。
私は、今年の『馨』がとても好きです。まだまだ渋くてどんな熟成をするか、これから期待して待ってみたいと思っています。
先日、岡田さんから、板倉酒造さんが「瓶燗器」を導入したという連絡をいただきました。先々シーズンから、搾りのために「槽」も導入しています。
板倉酒造さん、ますますこれから目の離せない蔵になっていかれることと思います。
板倉社長、長崎杜氏、そしていつも丁寧に対応してくださる岡田さん、ありがとうございました。宴席も楽しく過ごさせていただきました。
京子
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